基軸通貨とは何でしょう


fshh8duu 短期取引を中心に個人投資家から注目されている海外FXですが、取引を始めるにあたって、知っておきたい基礎知識があります。その一つが基軸通貨です。基軸通貨と聞くと、多くの人は米ドルを思い浮かべると思いますが、今日では、それが一般的な認識です。厳密な定義というと、これもいろいろあるのですが、国際的な取引で広範に使用が可能な中心となる通貨のことと言えるようです。そして、その条件としては、貿易などの様々な金融取引に使われる、価値が安定しており各国の通貨価値の基準になる、有事の際など、資産通貨として準備される、などが挙げられているようです。

基軸通貨変遷の歴史

前述の通り、今でこそ、米ドルが基軸通貨としての役割を担っているのですが、歴史を紐解くとその昔、基軸通貨とされていたのは、英ポンドなのです。ご存知の通り、世界初の産業革命を成し遂げ、世界の工場とも呼ばれたイギリスは、工業だけでなく、国際金融でも世界を牛耳る存在でした。しかし、第1次世界大戦以降、経済が疲弊していたイギリスやヨーロッパ諸国に対し、戦争による経済成長により、力をつけたアメリカが台頭してきます。そして、第2次世界大戦以降、工業が大きく発展したアメリカの経済力が確固たるものとなると、国際金融もアメリカがリーダーシップをとるようになり、米ドルを基軸とした通貨制度が確立されていったのです。

そう意味では、戦争を軸に経済を潤わす国という側面は今も昔も変わらないと言えます。

基軸通貨の今後の行方

英ポンドから米ドルへと基軸通貨が変わっていった歴史もあり、米ドルがこのまま基軸通貨としての地位を保てるのかというのは、議論の1つとしてたびたび俎上に上ります。

米ドルに対抗すべく創設されたヨーロッパの統一通貨ユーロも力を伸ばしてきていると言えますが、流通量は米ドルには全く歯が立たない上、欧州の経済危機でその弱さを露呈してしまい、基軸通貨を脅かす存在にはなっていません。

しかし、アメリカの国力低下や中国の台頭を見ていると、米ドルの地位が揺るぎないとは言えず、今後、他の通貨にとって代わられる可能性は十分にあり得ると言えるでしょう。

しかしながら、第2次世界大戦以降、築かられてきた基軸通貨としての米ドルの地位は簡単には変わることがないと思います。

いくらアメリカの国力低下してきていると言っても、あらゆる分野で大きな発言力を持ち、資本主義経済のリーダーであることは変わりありませんし、様々な手を打ってものごとの解決を図り、国益を守る国であることは間違いありませんので、そう簡単に基軸通貨を手放す事態にはならないでしょう。このような見方をすると、まだまだ、米ドルの地位は安泰ではないかと思うのです。FX、バイナリーオプションの土日の取引においても、ニュースや新聞をチェックして経済状況の把握に努めましょう。